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  • 2019.03.06
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「東京最西端」にカフェオープン 人と人とをつなぐ場所にしたい

よりみち茶屋とおまわり

観光客らに人気 よりみち茶屋とおまわり

「嫌われるんじゃないかと思って来てみたら、皆さんいい人ばかりでした」と、看板猫を抱きながら笑顔を見せるのは、奥多摩町留浦(とずら)のカフェスペース「よりみち茶屋とおまわり」を切り盛りする店主の小熊(おぐま)裕美子さん(30)。丹波山村との境に近い奥多摩湖畔に昨秋オープンした「東京最西端」のカフェにはオープン以来、ハイカーや観光客などが立ち寄る人気店となっている。

神奈川県横浜市出身で、会社員などを経て昨夏に同町へ移り住んだ。町が開催した移住相談会をたまたま知り、友人らと訪れたのがきっかけだという。

当時、コワーキングスペースのマネージャーとして国分寺で働いていたが、仲間と独立しようと店舗を探していた最中で、立川あたりでの開店を考えていたが気に入る物件に出会えなかったという。  「田舎はどんな感じかなと相談会に来てみたら、若い人がいなくてちょっと不安でした」と苦笑い。ひょんなことから現在カフェを開いた物件を持つ都内のオーナーと知り合い、借り受けることか決まった。

セカンドハウスとしてあまり使われていなかった2階建ての住宅を、1階部分をカフェにリノベーションし、2階を住居にしている。部屋数も多いため「将来は民泊などに使えたら」と笑顔で語る。

「人が集まったりする場所にしたかった」と、カフェのテーマは「癒し」とか。中央に置かれた薪ストーブを囲むようにイスが配置され、目の前には奥多摩湖の絶景が広がる店内に「都会で疲れた人がふらっと来て、お客さん同士、知らない人と話をしながら、また月曜から頑張れるような。友達の家に遊びに来るようなカフェにしたい」とほほ笑む。

店主の傍ら、国家資格であるキャリアコンサルタントの顔を持つ。そのため今はカフェは週末のみ営業し、メニューも地元ワサビを使った軽食とドリンクだけだという。

今春には畑を始める予定だと言い、「お客さんと一緒に野菜作りを楽しみたい」と話し、「平日などカフェのスペースをいろいろな人に使ってもらいたい。なにかやりたい人の実験の場やお手伝いができたら。お客さん同士のつながりなどコーディネートもしてみたい」と、カフェだけではなく人と人とをつなぐ場を目指したいと話す。

「奥多摩の小河内地区は限界集落なので寂しいと思っていたが、人を知るほど町の魅力が分かる。こんな若い女性の挑戦にいろいろな人が応援してくれています。ここでしか食べられないような名物メニューを考案したい」と、瞳を輝かせた。

同店の営業時間は土日、祝日の午前11時~午後8時。場所は奥多摩湖畔の「小留浦」バス停目の前。店舗情報は公式ツイッターなど。問い合わせは同店(050-5436-7013)へ。

西多摩新聞 2019年2月15日付 1面より 記事・写真提供:株式会社 西多摩新聞社

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