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  • 2017.12.04
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もうHTTPS対応は必須!?Googleの警告対象が拡大

昨今、ニュースなどでインターネットの脆弱性や情報漏えいに関する話題が増えていることもあり、日本人のインターネットセキュリティに対する意識が高まりつつあります。

しかし、一方で具体的なセキュリティ対策を実施していない方が多いのも事実です。
これはユーザーだけではなく、企業のホームページにも言えます。

そのような中、検索サイト大手のGoogleは、安全性という観点からHTTPS対応に力を入れています。
Googleの取り組みと企業ホームページが行うべき対策について、ご紹介いたします。

突然の警告に驚きの声

突然の警告に驚きの声

2017年1月にリリースされたGoogleのWebブラウザ「Google Chrome」のバージョン56。更新された方の中には、突然の警告に対する驚きの声が聞かれました。

その警告とは、パスワードやクレジットカード番号など、高度なセキュリティが求められる情報を入力するページでHTTP(通信が暗号化されていない)接続となっているときに表示されるというものです。

しかもその警告がアドレス欄に「保護されていません」と表示されるため、閲覧者に不安を与えることになり、サイト運営者としては信用問題に関わるという懸念があったことと思います。

慌ててHTTPS(通信が暗号化されている)接続への対応を実施したという方も少なくないことでしょう。

HTTPSへの対応を強化するGoogle

HTTPSへの対応を強化するGoogle

Googleはさらに、2017年10月27日に公開されたWebブラウザ「Google Chrome」のバージョン62で、HTTP接続を使ったWebサイトに対する警告を強化しました。

具体的には、ユーザーが何らかのデータを入力できるようになっているすべてのHTTP接続のページにおいて、文字入力を始めると安全性に関する警告を表示するようになったのです。

つまり、パスワードやクレジットカード番号などの高度なセキュリティが求められるものだけでなく、すべての入力フォーム(テキストボックス)があるHTTP接続において警告が表示されることになります。

今後はHTTPSへの対応が必須に

今後はHTTPSへの対応が必須に

「保護されていません」のような警告表示を防ぐには、HTTPSへの対応を実施するしかありません。

しかもこの警告は、アドレスバーのURLの前に表示されるため、ユーザーの目に入りやすいという特徴もあるのです。サイト運営者にとって、まさに死活問題と言えるでしょう。

では、なぜGoogleはこのような対応をとっているのでしょうか。

発表した内容によると、根底にあるのは「ユーザーがホームページに入力するいかなるデータも、ネットワーク上で他者がアクセスできる状態にあってはならない」というところからきています。

つまりそれが、ユーザーに資すると考えての対応ということです。

Googleの対応に見るHTTPS対策の必要性

Googleの対応に見るHTTPS対策の必要性

Googleの対応から、HTTPS対策の必要性について考えてみましょう。

あらゆる企業がホームページを設置している時代だからこそ、セキュリティに対する考え方をより強固なものにする必要があります。

1.段階的な安全性への配慮

Googleはとくに安全性という観点から、今回の警告措置を実施しています。

それは裏を返せば、「HTTP接続では、悪意のある第三者からのアクセスを拒めない」ということを意味しています。

段階的に安全性へ配慮することにより、理解を深めていくことが求められています。

2.求められるユーザー側の対策

サービスを展開しているGoogleにとって、セキュリティ対策に関しても、ユーザー側に委ねている部分が大きいのも事実です。

なるべく自由度を維持したまま、セキュリティへの意識をもってもらう。
そのために、警告という措置をとっていると考えられます。

3.今後、予測される動向について

今後はさらに、セキュリティへの強化が求められることになると思われます。
とくに、ネット上の犯罪が増えている昨今、未然に防ぐための対策が急がれているのです。

Googleの呼びかけに応じるだけでなく、自ら対策する姿勢が必要となるでしょう。

HTTPSへの対応はお早めに

HTTPSへの対応はお早めに

企業側ができることと言えば、運営しているホームページをHTTPSに対応させるということです。

HTTPSに対応するためには、証明書を発行する必要があるため、毎年費用はかかってしまいますが、何かあったときに企業の信頼を失墜させる事態になることを考えれば、必要な投資と言えるでしょう。

ユーザーのことを考えるのであれば、セキュリティへの対策を強化するという意識を常にもっておきたいところです。

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